HPの相互リンクをお願いしたのがきっかけで、交流が始まった秋田・練馬チャプター
今回は、秋田チャプター(ディレクター)の“かめさん”より、お誘いをいただき、
浅草チャプター & 練馬チャプター 合同で、東北ジャンボリー in 秋田/男鹿まで行って参りました。

参加者:浅草Chapter/5名 、練馬Chapter/4名

今回は、メンバー:かのさんにリポートをお願いしました。
女性の視点から見た、いつもとは一味違うツーリング・イベント体験記となっていると思います。

※管理人の特権により、Photo掲載枚数がいつもに比べ、特別多くなってしまいました。
  ブロードバンド接続以外の方はページの表示まで、そうとう時間がかかってしまいます。
  あらかじめご了承下さい。(お許しを!)


Report/かのさん
Photo /かの・Mitsu・会長・やま・他
2002年
9月6日(大雨)

荷物の後ろのにこちゃん顔(産みの親−やまちゃん−と同じ顔)のてるてる坊主君の願い届かず、大雨、しかも都内では雷で我々の旅はスタートした。

PM9:00の東北道/蓮田SAにカッパ族がチラホラ集合(やまちゃん、Mitsuさん、かの、MOMOさん、やりやり、清水さん の計6台)

雨による走行条件の悪さ、睡魔との戦い。そんな中100k/h巡行、200Kmノンストップ。

みんなそんなに若くないんだから、なんでそうまでする?

腰はパンパン頭はフラフラ 休憩する都度人相も変わる。

(安達太良SA、前沢SAにて休憩をとる)

9月7日(雨時々曇り後晴れ)

3回目の休憩(錦秋湖SA/ハイウェイオアシス)では温泉に入れるはずだったが、夜間は終了していて、仕方なく営業時間も過ぎた人気のない飲食コーナーの長椅子で束の仮眠をとる。
(AM 4:30頃)



軽い朝食をとり、“さぁ もう一息!”秋田道の出口で秋田チャプターのかめさんに会える。

雨もだんだん弱くなって明るくなり、降ったり止んだり。 よしよし

(AM7:30 出発)

出迎えてくれたかめさんは、軟弱都会人はカッパ着ても震えるくらいだったのに、タンクトップに革のベスト。

お、男らしいぃっ 
熱いぜっ!秋田っ!

かめさんと H-D秋田へ行き、今回のイベントのホストである秋田チャプターの方々と合流。

天気も気温も良い感じになってきて、秋田チャプターの方達に混じって、
いざ男鹿半島“なまはげオートキャンプ場”へっ!

雨はすっかり上がり、

会場に一番乗りの
練馬&浅草チャプター面々。

初めてのテント張り、完成!!
(全部やりやりがやってくれた。感謝感謝)
そこへ6日の朝、先行出発した清水会長と嶋津さんの御大お二方登場!

主催者ミーティングに混じりながら、ビール片手に昼食。

そして施設内の温泉で
どぅえ〜いっ。


後は張ったばかり(張ってもらった)のテントに直行。

夕食準備を寝て待つことにする。

目覚めるとBBQの準備も整い、これから始まる熱い夜を思わせる真っ赤な夕焼け空になっていた。

BBQとビールを頬張り満腹になった頃、


ドコドンドコドンドコドン

と、和太鼓の力強い音色が、闇が大部分を覆った夜空に響き始めた。

なまはげのいかつい風貌が力強く刻むリズムに自然に体が揺れる。

夜空という自然の大きな母胎にくるまっていると、
和太鼓=ハーレーのリズム=鼓動(胎児の時に聞いた鼓動…)

そんな図がいつしか浮かび上がって、
和太鼓もハーレーも好きな理由が簡単にわかった。

惜しまれながらのなまはげ太鼓の終演の後は、
なんとも幻想的な“
竿灯(カントウ)”の登場!(提灯には本物の蝋燭が点燈されている。)

高さ12メートル・重さ50キロを片手やら肩やらあごやらで、バランスを取りながら持ち上げる。

希望者にミニ竿灯(といっても重さ15キロある)を体験させてくれた。
伊達さんと練馬のMOMOさんが挑戦!
見事にバランスを取りましたよー
 「はい、拍手ぅ〜」

イベントが終わり、さぁ後は寝るだけってところに、練馬のあらビューが遅れて登場!(お疲れ様でした。)

満天の星降る夜空の下、夜露に少し身を震わせながら、しかし、ハーレー乗りの熱い思いは尽きることなく語られ、そして夜は更けていった。

9月8日(晴れ)

出発前。去年白馬の8チャプター合同ツーリングで、ベストドレッサー賞に見事輝いた、嶋津さんの愛馬にまたがって、「イェーイ!」のMOMOさん。
かめさんの案内で男鹿半島半日合同ツーリングが始まった。

海岸沿いを走った先の入道崎で休憩。

海に向ってまっしぐら。「海のばかやろーっ!」なんだか嬉しくってつい…。
(ここは男鹿半島最北端、北緯40度のモニュメントと灯台が迎えてくれた。)

次に我々を待っていたのは、でっかい なまはげ
なぐご(泣く子)はいねぇがぁ〜
その迫力で何人の子供が泣いてしまったことか。

MOMOさんが、是非みたぁ〜いと言っていた“ゴジラ岩”
「 こちらでーす。」

まっ、見えなくもない。
(ゴジラ出現以前はなんと呼ばれていたのかなんて、どうでもいいか。)


そしてかめさんと、練馬の面々とはここでお別れ。
みんなありがとう!気をつけて!

さてさて本日の宿泊地“泥湯温泉”へ向けて出発!

(秋田市→R7を南下→本庄市からR107→R398→R13→R342〜栗駒峠→旧栗駒有料道路→R398→泥湯温泉)

気温はやや高め。海岸沿いから市街に入ると、睡魔との戦い。

休憩・給油をしながら、R342の快適なワインディングにはいる。

森緑の中、木や葉の匂いで肺を一杯にし、
栗駒山の峠付近でバイクを止め、自然の織り成す不思議な美しさに一時酔いしれた。

目的地への山道は狭く急勾配。すれ違う公営バスに肝をつぶしながら、突然降り出した雨の冷たさが、しみじみと標高の高さと秋を感じさせた。(ずぶ濡れ)


そんなこんなでようやく着いた泥湯温泉は、3件の旅館が軒を連ねるだけのいわゆる“ひなびた温泉街”。

その一つが本日の宿泊所“小椋旅館”さん。

若女将が気さくな笑顔で迎えてくれた。

早速お風呂へ。

内風呂には洗い場用の水道が無い。勿論石鹸もシャンプーも無い。

物が溢れすぎて、何不自由ないこの時代への挑戦かと思われるようなシンプルさ。

そして食事。見たことも無い山菜でハーレー乗り達の目と舌を楽しませてくれた。


食後は露天風呂。

川の流れる音。
そして空を見上げると、東京では絶対に見られない星、星、星、星!

もう他に何も必要(いら)ない。

自然の寛大さにいつまでも抱かれていたかった。
そんな、まさに星降る露天風呂だった。


泥湯温泉
http://www.pref.akita.jp/rinseika/hureai/
areamap/kurikoma/kukoko/ku_27.htm

9月9日(晴れ時々曇り)

バイクに降りた夜露を払い、冗談を言いながら若女将と惜しみつつお別れ。



今回の旅、最後の宿泊地:米沢方面へと向う。

(泥湯温泉→R13を南下→新庄市〜R458→寒河江市へ)

少し天気が心配になってきたので、再びカッパの登場。

昨夜決めておいたルートを走り始めた。

R458を南下していると大蔵村付近で突然、、林道のゲート(冬季や・悪天候の場合は通行止めになってしまうやつ)にブチあたってしまう。

道を間違えたかのように思えたがさっき国道の標識もあったし…下から車が。
…大丈夫!

しばらく走っていると、

 “んっ、ダート?どこまで続く?”

速度を落とし、慎重に、狭く曲がりくねったダートを進む。

 「あっ アスファルトだ!終わった」

 “ほっ。

あまり状態の良くないアスファルトを更に進む。

 「オーマイガァーッ!(by Mitusさん)」

 “またぁ?おいおい勘弁して下さいよぉ。

→“ふぅっ、終わったらしい。

それも束の間

 “ひぃぃぃっ!またぁぁっ?

登ってくるマウテンバイクがニヤニヤしながら通りすぎる。バランスを失えば間違い無く倒れる。箇所によっては谷底へまっしぐら!だ。


やっと黒く平らな白線も新しいアスファルトが見えた。
 “やったぁ、もうこれで気持ち良く山を降りられる!

→「はっはっはっはっ…またかっ。

もう笑うしかなかった。

新しいアスファルトはほんの一瞬だけの安心を与えただけだった。

でこぼこ道の大きな穴にはまった衝撃で、マフラーのビスが折れてしまった。しかも小石が跳ねて、塗装したマフラーはかなりワイルドな感じに変わった。

やまちゃんに応急処置をしてもらい、しばらくまたダートを進むと、今度は本当にダートの終点に来た。

民家や人の姿も見え始め、ほっとしてちょっとぼーっとしてたところに、先頭の清水会長が突然右折。
昼食に、と入ったおそば屋さんだった。しかも、駐車場がダート
(会長はどうやらダートがお気に入り?)

店のご主人(東北訛りで人の良さそうな)いわく 「えっ、通れるの?

地元の人も知らない“ダート国道16キロ”を、我々は約1時間半もかけてハーレーで走って来たのだった。

【山形県/大蔵村〜寒河江市を結ぶ国道458は十部一峠をはさんで約15〜20kmのダート。国内では国道のダート区間(工事によるダートを除く )は他にも数ヶ所あるが現在いずれも通行止めであり、現役の国道として車が通行可能なのはどうやらここだけのようです。/国道マニアのホームページより

(寒河江市よりR287→米沢市〜R13→板谷駅付近を右折→五色温泉へ)

本日の宿(五色温泉/宗川旅館 http://www.asp-jp.net/~soukawa/ )で、
秋田でお別れした練馬のやりやり・あらビューと再び合流した。

今日の出来事を肴に晩酌!


食事を終え、翌日仕事の為に今夜帰らなければならない、あらビューを見送る。

真っ暗だし、山道だし、無事を祈る。


そしてやっぱりお風呂!
(旅の醍醐味はやはり旨いものと温泉がつきもの。)

内風呂と露天風呂2つを備えるこの宿で、最後はみんなで同じ露天風呂につかる。

この4日間侵食を共にし、
老若男女(大部分大人だけど)関係無い

仲間

になれるって、そんなにありふれた事じゃない気がした。

部屋に戻って、2次会。
(バイク談義に花が咲く。)


そして無情にも旅の最後の夜も終わろうとしていた。

9月10日(晴れ)

ライダーもバイクも絶好調!

自然の中を時々四輪車に前方を塞がれ、ちょっとイライラしながら、磐梯吾妻スカイライン(有料)を登る、頂上に差し掛かった頃、まさかの濃霧!

そして、
濱の河原で硫黄のキツイ匂いにむせ返りながら、たどり着いた浄土平[山頂:吾妻小富士]では、もうすっかり霧も晴れ、美しい景色を見せてくれた。

続いて秋元湖・大小の小沼郡を眺めながらレークライン(有料)を通り小野川湖畔のドライブインで昼食→ゴールドライン(続けて3つ目の有料道路)経て磐梯町へ。

4時までに帰らなければならない“やりやり”とは磐越道/磐梯河東でお別れ。


会津若松からR118→R121→R400と南下を続け、西那須野塩原より東北道に入り、東京へと向かう...。

帰りたくなかった。

体感温度が上昇してくるにつれ、都会へ向っている事を実感させられる。
なんとも言えない寂しさを感じ、この5日間の楽しかった出来事が甦ってきた。

なまはげキャンプ場に向う途中、なまはげ(赤鬼・青鬼?)が両脇に立っていた橋。
谷の向こうに見えた海。
信号機の無い、木々に囲まれた道。

そして、
キャンプ場での夜中、我々のテント近くに止めてあった秋田チャプターの人のバイクに、子連れのサイドカーが接触・転倒。そして、バイクは走行不可能な状態に。

オーナー(kanaさん)が現れ、事態にへこんでいたものの、最後は

“まぁ、飲みましょうよ”

と言って笑っていた。


すげぇよ東北っ!そしてデッカイよっ!


総走行距離:約1,500km

もう 思い出となってしまいましたが(...残念。)、
熱くてデッカかった東北ジャンボリー
を思い出し、あの感動に むせび泣き、毎晩枕をぬらしています。
(ちょっと大袈裟)


終わり
今回感想を載せる機会を与えてくれた管理人のやまちゃん、ありがとうございました。
楽しいけど、大変な作業という事を実感しました。だからもうやめてね。
やま>:いやいや、これに懲りずまたお願いします。